Difyの料金はいくらかかる?無料プランでどこまで使える?この記事ではDifyの全プランの料金・機能比較と、セルフホストで無料利用する方法まで解説する。
Dify料金プラン一覧(2026年6月時点)
| プラン | 月額 | メッセージ/月 | アプリ数 | メンバー | ストレージ | おすすめ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Sandbox(無料) | $0 | 200回 | 5個 | 1人 | 50MB | お試し |
| Professional | $59/月 | 5,000回 | 50個 | 3人 | 5GB | 個人・小規模チーム |
| Team | $159/月 | 10,000回 | 200個 | 50人 | 20GB | 中規模チーム |
| Enterprise | 要問合せ | カスタム | 無制限 | 無制限 | カスタム | 大企業 |
| セルフホスト | $0(サーバー代のみ) | 無制限 | 無制限 | 無制限 | サーバー容量次第 | コスト最小化 |
※料金はDify公式料金ページで最新情報を確認してください。年払いを選択すると2ヶ月分お得になる。
重要: Difyの料金はプラットフォーム利用料(上記)とLLM API利用料(OpenAI/Anthropic等の従量課金)の2層構造。「月額$59で使い放題」ではなく、AIの応答生成ごとにAPI料金が別途かかる点に注意。
無料プラン(Sandbox)でどこまで使える?
| 機能 | Sandbox(無料) | Professional($59) |
|---|---|---|
| チャットボット作成 | ◎ | ◎ |
| ワークフロー | ◎ | ◎ |
| RAG(文書検索) | ◎(制限あり) | ◎ |
| メッセージ数 | 200回/月 | 5,000回/月 |
| アプリ数 | 5個 | 50個 |
| アップロード容量 | 50MB | 5GB |
| 知識文書数 | 50件 | 500件 |
| API制限 | 5,000リクエスト/月 | 無制限 |
| ログ保持 | 30日 | 無制限 |
| カスタムドメイン | ✗ | ✓ |
結論: お試しならSandbox(無料)で十分。本格運用すると月200回のメッセージ制限にすぐ到達するため、Professional($59/月)またはセルフホストを検討する。
プランの選び方|判断フロー
- 「まず試してみたい」 → Sandbox(無料)
- 「月200回では足りない。個人で使う」 → Professional($59/月)
- 「チームで使いたい(4人以上)」 → Team($159/月)
- 「コストを最小化したい。Dockerが使える」 → セルフホスト(無料)
- 「SSOや専用サポートが必要」 → Enterprise(要問合せ)
セルフホスト(Docker)のコスト試算
Difyはオープンソースなので、Docker Composeで自社サーバーに構築すればDify自体の料金は$0。かかるのはサーバー代とLLM API料金のみ。
| 費用項目 | 月額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| Dify本体 | $0 | オープンソースのため無料 |
| VPS(Xserver VPS等) | 1,500〜3,000円/月 | メモリ4GB以上推奨(Difyは複数コンテナを起動するため) |
| LLM API(Claude/GPT) | 使用量次第($5〜$50) | メッセージ数と使用モデルに依存 |
| 合計 | 2,000〜10,000円/月 | Professional($59≒約9,000円/月)と同等以下 |
メッセージ数の制限がないため、利用量が多いほどセルフホストのコスパが良くなる。ただしサーバー管理(アップデート・バックアップ・SSL設定)は自己責任。インストール手順はDify公式のセルフホストガイドを参照。
Dify vs Claude Code vs n8n|料金比較
| 項目 | Dify | Claude Code | n8n |
|---|---|---|---|
| 目的 | AIアプリを作る | コードを書く・修正する | サービス間の自動連携 |
| 最安プラン | 無料(200回/月) | $20/月(Pro) | セルフホスト無料 |
| 本格利用 | $59/月 or セルフホスト | $20/月 | €20/月 or セルフホスト |
| セルフホスト | ◎ | ✗ | ◎ |
| ノーコード | ◎ | △ | ◎ |
用途が違うので「どっちが安い」ではなく「何をしたいか」で選ぶ。AIアプリ構築ならDify、コーディングならClaude Code、サービス連携ならn8n。
LLM API料金の目安
Difyの月額料金とは別に、裏で呼ぶLLM APIの従量課金がかかる。主要モデルの料金目安:
| モデル | 入力(100万トークン) | 出力(100万トークン) | 月間1,000メッセージの目安 |
|---|---|---|---|
| GPT-4o | $2.50 | $10.00 | 約$5〜15 |
| GPT-4o-mini | $0.15 | $0.60 | 約$0.5〜2 |
| Claude 3.5 Sonnet | $3.00 | $15.00 | 約$8〜20 |
| Claude 3.5 Haiku | $0.80 | $4.00 | 約$2〜5 |
コストを抑えたいならGPT-4o-miniやClaude 3.5 Haikuを使い、精度が必要な場面だけ上位モデルに切り替えるのがおすすめ。
よくある質問
Q: Difyのセルフホストは難しい?
Docker Composeで数コマンド実行するだけ。公式ドキュメントにステップバイステップの手順がある。ただしDocker未経験者は学習コストを見込む必要がある。
Q: LLM API料金は別途かかる?
はい。Difyはフロントエンド(UI)を提供し、裏でOpenAI/Anthropic等のAPIを呼ぶ。API料金は使用するモデルと使用量に応じて別途かかる。Difyの月額料金だけでは使えない。
Q: 年払い割引はある?
ある。年払いを選択すると2ヶ月分お得になる(Professional: 年$590→月$49.2相当)。長期利用が確定しているなら年払いがおすすめ。
Q: 途中でプラン変更できる?
Sandbox→Professional→Teamへのアップグレードは可能。セルフホストからクラウド版への移行も、アプリのエクスポート→インポートで対応できる。
Q: 学生・教育者向けの割引はある?
Difyは学生・教育者向けの無料利用プログラムを提供している。対象者は公式料金ページから申し込める。
まとめ
お試し→Sandbox無料。本格運用→Professional $59/月 or セルフホスト。料金はプラットフォーム利用料+LLM API利用料の2層構造である点に注意。Difyの基礎は「Difyとは?使い方ガイド」、RAGチャットボットの作り方は「DifyでRAGを作る方法」、ワークフローは「Difyワークフローの作り方」、Claude Codeの料金は「Claude Code料金ガイド」、n8nの料金は「n8n料金ガイド」で解説。

