Claude Codeには40個以上のコマンドがありますが、毎日使うのは15個だけです。
この記事はClaude Codeコマンドのチートシート兼早見表です。私が1年間毎日使う中で見つけた「朝・昼・夜のコマンド」フレームワークで整理し、全コマンド一覧も掲載しています。
「朝・昼・夜のClaude Codeコマンド」フレームワーク
コマンドを使用頻度や種類で分類するのではなく、1日の作業フローに沿って覚えるのが最も実用的です。
| 時間帯 | やること | 使うコマンド |
|---|---|---|
| 朝 | 前日のセッション再開 → 新タスク開始 | --resume, /clear |
| 昼 | コンテキスト管理 → モデル切替 | /compact, /model, /effort |
| 夜 | レビュー → コミット → 終了 | /review, /diff, Esc, Ctrl+C |
私はこのフレームワークで、Proプラン($20/月)でも1日3〜4時間を制限に引っかからず使えている。「朝・昼・夜」の区切りでコマンドを使い分けることで、トークン消費を計画的に管理できる。特にProプランでは5時間のローリングウィンドウで使用量がリセットされるため、午前中にOpusでヘビーに使い、午後はSonnetに切り替えるという戦略が有効。→ 料金プランの詳細は「料金ガイド」を参照。
朝のClaude Codeコマンド(セッション管理)
| コマンド | 何をするか | 具体的な使い方 |
|---|---|---|
claude --resume | 前回セッションを再開 | 翌朝の最初の一手。前日の作業コンテキストが復元される |
/clear | 会話履歴をリセット | 前日タスク完了後、新しいタスクに取りかかる前に。トークン節約の基本中の基本 |
/init | CLAUDE.mdを初期化 | 新プロジェクトを始めるとき。既存プロジェクトでは初回のみ |
私の朝ルーティン:
# 1. 前日のセッションを再開
claude --resume
# 2. 残タスクがあればそのまま続行。なければリセット
/clear
# 3. 今日のタスクを指示
> ブログの記事タイトルをSEO改善して。
> GSCデータでCTRが低い上位5記事を特定して改善案を出して。

朝一番の/clearは最も重要な習慣。前日のコンテキストを引きずると、無駄なトークン消費でProプランの制限が1〜2時間早く来る。私はこの1コマンドだけで制限到達を毎日防げている。「始め方ガイド」でも初回セットアップ後にまず覚えるべきコマンドとして/clearを推奨している。
昼のClaude Codeコマンド(コンテキスト管理)
| コマンド | 何をするか | 具体的な使い方 |
|---|---|---|
/compact [指示] | 会話を要約して圧縮 | セッションが長くなったとき。/clearと違い、重要な情報は残る |
/model [名前] | 使用モデルを切替 | /model sonnetで軽量モデルに。簡単なタスクはSonnetで十分 |
/effort [level] | 思考レベルを調整 | low〜maxの5段階。変数リネームならlow、設計ならmax |
Shift+Tab | Plan/Actモード切替 | 実装前に設計方針を確認したいときにPlanモードに |
Esc | 生成を中断 | 間違った方向に進んでいるとき。即座に止めてやり直し |
使い分けのコツ:
- タスクが完全に変わった →
/clear(全リセット) - 同じタスクの続きだがセッションが長い →
/compact(要約して圧縮) - 簡単な修正に切り替えた →
/model sonnet+/effort low(コスト削減) - 設計判断が必要になった →
Shift+Tab(Planモードで検討→Actで実行)
# 昼のルーティン例
# 午前の重い作業が終わったので軽量モードに切り替え
/clear
/model sonnet
/effort low
# 午後の軽作業(ドキュメント更新、テスト追加等)
> READMEを更新して。最新の変更を反映して。
> 新しく追加した関数のテストを書いて。
午前のOpus → 午後のSonnetの切り替えで、Proプラン($20/月)でも制限に達しにくくなる。この使い分けが「使い方ガイド」で紹介している3-2-1ルールの核心。

夜のClaude Codeコマンド(レビュー・終了)
| コマンド | 何をするか | 具体的な使い方 |
|---|---|---|
/review | PRをレビュー | コミット前の最終確認。Claudeに変更内容をチェックさせる |
/diff | 変更差分を表示 | 今日何を変更したか一覧で確認 |
/doctor | 環境の自動診断 | エラーが出たとき。Node.jsバージョン不整合等を自動検出 |
/help | 全コマンド表示 | コマンドを忘れたとき |
Ctrl+C | セッション終了 | 1日の作業終了時 |
夜のルーティン例
# 1. 今日の変更を確認
/diff
# 2. コードレビュー
/review
# 3. 問題なければコミット
> 今日の変更をコミットして。メッセージは日本語で。
# 4. セッション終了
# Ctrl+C
上級スラッシュコマンド(必要になったら覚える)
| コマンド | 何をするか | いつ使うか |
|---|---|---|
/code-review | diff全体をバグチェック | リリース前の品質チェック。--fixで自動修正可 |
/batch | 大きなタスクを分解して並列実行 | 10ファイル以上の大規模リファクタリング |
/background | セッションをデタッチ | 長時間タスクをバックグラウンドで実行 |
/rewind | チェックポイントに巻き戻し | 作業を間違えた。コードも会話も戻したい |
claude -p "指示" | ワンショット実行 | シェルスクリプトやCI/CDから呼び出す |
特に/code-reviewはおすすめ。/code-review ultraでクラウド上のマルチエージェントレビューを実行でき、人間のレビュアーが見落とすバグも検出する。
# コードレビューの3段階
/review # 軽量レビュー(ローカル)
/code-review # 詳細レビュー(ローカル、--fix で自動修正)
/code-review ultra # クラウドマルチエージェントレビュー(最も詳細)
CLIフラグ一覧(起動時オプション)
claudeコマンドの起動時にフラグを付けて動作をカスタマイズできる。
| フラグ | 効果 | 使用例 |
|---|---|---|
--resume | 前回セッション再開 | claude --resume |
--model [名前] | 起動時にモデル指定 | claude --model sonnet |
--effort [level] | 起動時に思考レベル指定 | claude --effort low |
-p "指示" | ワンショット実行(非対話) | claude -p "テストを実行して結果を報告" |
--output-format json | 出力をJSON形式に | CI/CDでの自動化用 |
--allowedTools | 許可ツールを限定 | claude --allowedTools Read,Write |
--add-dir [path] | ファイルアクセス用ディレクトリ追加 | claude --add-dir ../shared-lib |
--verbose | 詳細ログ出力 | デバッグ時 |
# CI/CDでの自動実行例(ワンショット+JSON出力)
claude -p "このプロジェクトのテストを実行して結果を報告"
--output-format json
--model sonnet
--effort low
# 複数ディレクトリにまたがるプロジェクト
claude --add-dir ../common-utils --add-dir ../api-types
キーボードショートカット
| ショートカット | 動作 | 覚え方 |
|---|---|---|
Enter | メッセージ送信 | — |
Shift+Enter | 改行(送信しない) | 複数行の指示を書くときに必須 |
Shift+Tab | Plan ↔ Act 切替 | 「考えてから動く」 |
Esc | 生成中断 | 「止まれ」 |
↑ | 前のメッセージ再編集 | 指示の修正に便利 |
Ctrl+C | セッション終了 | — |
Shift+Enterを知らないと、複数行の指示を書こうとして途中で送信されてしまう。地味だが最初に覚えるべきショートカット。
Shift+Tabは最重要ショートカット。Plan Mode↔Act Modeの切り替えで、大規模な変更をいきなり実行するリスクを回避できる。プロダクション環境のコード修正では、必ずPlan Modeで計画を確認してからAct Modeで実行する習慣をつけること。
初心者が最初に覚えるべき5コマンド
40個以上のコマンドがあるが、初心者が最初に覚えるべきはたった5つ。この5つだけで日常の90%のユースケースをカバーできる。
| 優先度 | コマンド | 効果 | 使う頻度 |
|---|---|---|---|
| 1 | /clear | 会話リセット。新タスク前に必ず実行 | 1日3回 |
| 2 | /compact | 会話を要約圧縮。長セッションの途中で | 1日1回 |
| 3 | /model sonnet | 軽量モデルに切替。トークン節約 | 1日2回 |
| 4 | Esc | 生成を中断。間違った方向のとき | 随時 |
| 5 | Shift+Tab | Plan Mode切替。大きな変更前に計画確認 | 随時 |
この5つは「使い方ガイド」の3-2-1ルール(1日3回/clear、2回モデル切替、1回/compact)の土台になっているコマンド。残りのコマンドは必要になった時にこのページに戻ってきて確認すればよい。
コマンド組み合わせパターン5選
単体コマンドより、組み合わせることで真価を発揮するパターンを紹介。
パターン1: トークン最適化(Proプラン向け)
/clear # 古いコンテキストを破棄
/model sonnet # 軽量モデルに切替
/effort low # 思考レベルを下げる
> 簡単な修正タスクを指示
この3連コンボでトークン消費を最小化。Proプランの制限内で1日3〜4時間使い続けるための基本パターン。
パターン2: 安全な大規模修正
Shift+Tab # Plan Modeに切替
> 30ファイルのリファクタリング計画を立てて
# → 計画を確認
> OK、実行して # Act Modeで実行
/diff # 変更を確認
/code-review # バグチェック
Plan→確認→Act→レビューの4段階で安全に大規模修正を実行。プロダクション環境のコード修正では必須のパターン。
パターン3: 並列タスク実行
/batchで大きなタスクを分割し、サブエージェントが並列で処理する。手動で1ファイルずつ修正する代わりに、10ファイルを同時に処理できる。
パターン4: CI/CD連携
claude -p "指示" --output-format jsonでワンショット実行。GitHub Actionsから呼び出して自動コードレビューやテスト生成に使う。出力がJSON形式なので、後続の処理でパースしやすい。
パターン5: リカバリ
Claude Codeが意図しない変更をした場合、/rewindでチェックポイントに巻き戻す。Gitのrevertと似ているが、会話コンテキストも一緒に巻き戻せるのがポイント。
逆引き|こういうとき何を使う?
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| トークンを節約したい | /clear → /compact → /model sonnet → /effort low |
| 前回の続きをしたい | claude --resume |
| 設計を考えてから実装したい | Shift+Tab(Planモード) |
| 環境がおかしい | /doctor |
| CLAUDE.mdを作りたい | /init |
| 変更を全部戻したい | /rewind |
| 処理を止めたい | Esc |
| 大量ファイルを並列修正 | /batch |
| バックグラウンドで実行したい | /background |
| カスタムコマンドを使いたい | /[コマンド名](Skillsで自作可能) |
Claude Codeコマンドチートシート|スラッシュコマンド全一覧・早見表
上で紹介した15個以外も含め、Claude Codeの全コマンドを一覧にまとめました。公式ドキュメント(2026年6月時点)準拠です。
| コマンド | 概要 | カテゴリ |
|---|---|---|
/init | CLAUDE.md初期化 | セットアップ |
/clear | 会話リセット(/reset, /new) | コンテキスト管理 |
/compact | 会話を要約圧縮 | コンテキスト管理 |
/model | モデル切替 | モデル設定 |
/effort | 思考レベル調整(low〜max/ultracode) | モデル設定 |
/plan | Planモードに切替 | ワークフロー |
/resume | 過去セッション再開(/continue) | セッション管理 |
/branch | 会話をフォーク(/fork) | セッション管理 |
/diff | 変更差分を表示 | コードレビュー |
/review | PRをローカルレビュー | コードレビュー |
/code-review | diff全体のバグチェック(--fix, ultra対応) | コードレビュー |
/simplify | コードクリーンアップ | コードレビュー |
/security-review | セキュリティ脆弱性分析 | コードレビュー |
/agents | サブエージェント管理 | マルチエージェント |
/batch | 大規模タスクを並列分解実行 | マルチエージェント |
/background | セッションをデタッチしてBG実行(/bg) | マルチエージェント |
/tasks | バックグラウンドタスク一覧 | マルチエージェント |
/context | コンテキストウィンドウの状態表示 | コンテキスト管理 |
/btw | 素早い脇道(履歴を膨らませない) | コンテキスト管理 |
/rewind | チェックポイントに巻き戻し | リカバリ |
/permissions | ツール権限管理(/allowed-tools) | セキュリティ |
/mcp | MCPサーバー管理 | 連携 |
/config | 設定パネル | セットアップ |
/memory | CLAUDE.md改善 | セットアップ |
/doctor | 環境診断 | トラブルシュート |
/debug | ランタイム問題診断 | トラブルシュート |
/feedback | バグ報告(セッションコンテキスト付き) | トラブルシュート |
/help | 全コマンド表示 | ヘルプ |
/teleport | Webセッションをターミナルに引き込む | セッション管理 |
/remote-control | ローカルセッションを別デバイスから続行 | セッション管理 |
/add-dir | ファイルアクセス用ディレクトリ追加 | ファイル管理 |
/install-github-app | GitHub Actionsアプリをセットアップ | 連携 |
/install-slack-app | Slackアプリインストール | 連携 |
※ 上記は主要コマンドの抜粋。全コマンドは /help で表示できる。最新の公式リストは公式コマンドリファレンスを参照。
これらのコマンドを組み合わせて自動化するのがSkills(カスタムスラッシュコマンド)。例えば「/seo-audit」というスキルを作れば、SEO分析の一連の手順を1コマンドで実行できる。MCPサーバーとの連携はMCPサーバーとは?を、CLAUDE.mdでのルール設定は書き方ガイドを参照。始め方全体は「始め方ガイド」、料金はこちら。
よくある質問
Q: 全コマンドを一覧で見るには?
セッション内で /help を実行すると全コマンドが表示されます。公式ドキュメントにも完全なリストがあります。
Q: カスタムコマンドは作れる?
はい。.claude/commands/ディレクトリにMarkdownファイルを置くと、独自のスラッシュコマンドとして使えます。→「Skills完全ガイド」
Q: /clearと/compactの違いは?
/clearは会話を完全にリセット。/compactは会話を要約して圧縮し、重要な情報は残す。タスクが完全に変わったら/clear、同じタスクの続きだがセッションが長いなら/compactを使う。
Q: VSCode版でもこのコマンドは使える?
ほとんどのスラッシュコマンドはVSCode版でも使える。ただし一部のCLIフラグ(--resume等)はターミナル版専用。VSCode版の詳細は→「VSCode連携ガイド」
Q: コマンドを一覧表示するには?
セッション内で / を入力するとコマンドのオートコンプリートが表示される。/help で全コマンドの一覧を表示できる。最新の公式リストは公式コマンドリファレンスを参照。
まとめ|「朝・昼・夜」で覚えれば十分
Claude Codeのコマンドは「朝・昼・夜」の3フレームで覚えれば十分です。
- 朝:
--resume→/clear(リセットして新タスク) - 昼:
/compact→/model sonnet(コンテキスト管理) - 夜:
/review→/diff→Ctrl+C(レビューして終了)
残りのコマンドは必要になった時にこのページに戻ってきて確認すればよい。
コマンドでよくある落とし穴
| 落とし穴 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| /clearせずにタスク切替 | 前タスクのコンテキストが残り混乱した回答になる | タスクが変わったら必ず/clear |
| Opusだけで使い続ける | トークン消費が大きく1〜2時間で制限到達 | 簡単な作業は/model sonnetに切替 |
| /compactを使いすぎる | 要約の過程で重要な情報が失われることがある | 1セッションで1回まで。それ以上なら/clear |
| Escで止めずに放置 | 間違った方向にトークンを消費し続ける | おかしいと思ったらすぐEsc |
| Plan Modeを使わず大規模修正 | 意図しないファイル変更が大量に発生 | 30ファイル以上の変更は必ずShift+Tab→Plan |
特に1番目の「/clearせずにタスク切替」は初心者が最もやりがちなミス。前のタスクのコンテキストが残っていると、Claude Codeが「前のタスクの続き」と誤解して意図しないファイルを修正することがある。「新しい話題 = /clear」を体に染み込ませること。
トークン節約のコマンド戦略
Proプラン($20/月)でトークン制限を気にせず使うためのコマンド戦略をまとめる。
- 朝一番に/clear: 前日のコンテキストを完全破棄。これだけで1日のトークン予算の20%を節約
- 午後は/model sonnet: Opusの1/5のトークン消費。簡単な修正・ドキュメント作成・Git操作に十分
- 変数リネーム等は/effort low: 思考レベルを下げてさらに省トークン
- 長セッションは/compact: 会話を要約して圧縮。ただし1セッション1回まで
- CLAUDE.mdを60行以内に: 毎セッションでロードされるため、長いCLAUDE.mdはトークンの無駄遣い。→「書き方ガイド」
この戦略を「使い方ガイド」では3-2-1ルール(1日3回/clear、2回/model切替、1回/compact)としてフレームワーク化している。
Claude Codeの使い方は「使い方ガイド」(3-2-1ルール付き)、Claude Codeとは何かは「Claude Codeとは?」、CLAUDE.mdの書き方は「書き方ガイド」、コマンドの自動化は「Skills完全ガイド」、料金は「料金ガイド」を参照。
参考文献・公式リソース
- Claude Code コマンドリファレンス(公式ドキュメント)
- Claude Code チートシート(Anthropic ヘルプセンター)
- Claude Code 公式ドキュメント
- Claude Code ベストプラクティス(Anthropic Engineering Blog)
- Claude Code CLI Usage(CLIフラグ公式リファレンス)


