MCPサーバーをAWSやAzureにデプロイしたい——この記事では、クラウド上でMCPサーバーを構築・運用する方法と、ローカルとの使い分けを解説する。
ローカル vs クラウド|MCPサーバーの配置場所
| 配置場所 | メリット | デメリット | おすすめシーン |
|---|---|---|---|
| ローカル | 無料、設定簡単、セキュア | 自分のPCでしか使えない | 個人開発(ほとんどの場合これで十分) |
| AWS/Azure | チーム共有、常時稼働、CI/CD連携 | 費用がかかる、設定が複雑 | チーム開発、CI/CD自動化 |
結論:個人開発ならローカルで十分。クラウドにデプロイする必要があるのは、チーム全員で共有したい場合やCI/CDパイプラインに組み込む場合だけ。
AWSにMCPサーバーをデプロイする方法
方法1: AWS Lambda + API Gateway(サーバーレス)
最もコスパが良い方法。使った分だけ課金。
| Step | 内容 |
|---|---|
| 1 | MCPサーバーのコードをLambda用にパッケージ |
| 2 | API Gatewayでエンドポイント作成(SSE対応) |
| 3 | Claude Codeのsettings.jsonにSSEエンドポイントを登録 |
方法2: EC2/ECS(常時稼働)
Dockerコンテナで常時稼働させたい場合。
# Dockerfile
FROM node:20-slim
WORKDIR /app
COPY package*.json ./
RUN npm install
COPY . .
EXPOSE 3000
CMD ["node", "server.js"]
AzureにMCPサーバーをデプロイする方法
Azure Functions + Azure API ManagementでAWS Lambdaと同等の構成が可能。基本的な手順は: 1. Azure Functionsにサーバーレス関数を作成 2. MCPサーバーコードをデプロイ 3. Azure API ManagementでSSEエンドポイントを設定 4. Claude Codeのsettings.jsonにSSEエンドポイントを登録 AWSとの違いはサービス名だけで、アーキテクチャは同じ。Azure CLIを使えばデプロイ自体は10分で完了する。
リモートMCPサーバーの接続設定
// .claude/settings.json
{
"mcpServers": {
"my-remote-server": {
"type": "sse",
"url": "https://your-api-endpoint.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/prod/mcp"
}
}
}
ローカルのstdio方式と違い、リモートではsse(Server-Sent Events)方式で接続する。
コスト目安
| 方式 | 月額コスト目安 |
|---|---|
| ローカル | $0(自分のPCで動作) |
| AWS Lambda | $1〜$10(使用量次第) |
| AWS EC2 t3.micro | 約$10/月 |
| Azure Functions | $1〜$10(使用量次第) |
公式リソース
公式リソース
よくある質問
Q: 個人開発でもクラウドにデプロイすべき?
不要。ローカルで十分。クラウドはチーム共有やCI/CD連携が必要な場合のみ。
Q: セキュリティは大丈夫?
クラウドにデプロイする場合はAPI認証(APIキー or OAuth)を必ず設定すること。認証なしで公開するとMCPサーバーが第三者に悪用される。
まとめ
個人開発→ローカル。チーム/CI→AWS Lambda or Azure Functions。MCPの基礎は「MCPサーバーとは?」、おすすめは「おすすめ20選」、自作は「作り方ガイド」、Claude Codeの使い方は「使い方ガイド」で解説。

